LA SIESTE

2015年6月4日木曜日

製本について

CACA ROMANTIQUE


今日は「製本」について、進めてみました。

この写真は全部
私が手製したり印刷屋さんにお願いたりして作った本です^^

いちばん新しいのは、左から五冊目にある白い表紙の本で、
DeviantARTの好きな作家さんの絵をまとめて、昨日、手製本したものです。

左のクラフト紙は
はじめての手製本のお話ブック、「伯爵と月くじら」、

そのとなりがフルカラーの手製本「ロココなまんが。」、

その隣にある赤い背表紙はONEBOOKSという印刷所にお願いした
DeviantARTの好きな作家さんの絵をまとめた「Deviant Collection2」です。
…この印刷所は、一冊から安く本が作れるということで、
ためしにお願いしてみたのですが、
解像度が72になっている原稿をそのままチェックもせずに
いきなり刷ってぼやけた印刷の本を送ってきた上に、
印刷の色もくすんでいて、すごく品質が悪く、本当に最悪でした!!!
やりなおして欲しいとお願いしたのですが、
やりなおしは同じだけの料金がかかって、
しかも、最初からの注文扱いになるということだったので、
もう二度とこの印刷所には頼まないことにしました!!

手前にある正方形の二冊は
写真屋さんにお願いしてつくったフォトブック、
「Deviant Collection1」と
「CACA ROMANTIQUE(カカ・ロマ)」はじめての本です。

これは一冊がそこそこのお値段なのですが、
写真屋さんだけあって、本当に印刷がきれいで、
本の作りもしっかりしていて、長持ちしそうなすばらしい品質です。
ただ、書籍ではなく、アルバム用なので、
ページ数が多い本を数多く作るのには向かないので
商品化は微妙なところです。

そしてそのフォトブックの左隣にあるのが、
私が手製本した「伯爵とあかいこびと」です。

これ、面付けして印刷したものを、
私が切って、一枚ずつページをのり付けし、
手間をかけて紙をとじ、最後に厚紙の表紙をのり付けしています。
はじめて作ったのり付け製本なので、
一冊にまとまるまでがとても大変でした。

そこで、
今回は、この、前回学んだことを生かして、
「糸とじ」というのに挑戦してみることにしました。
…というのも、
こないだ、日本画家である母が
製本についてのテレビ番組を見たらしく、
「本ってね、いくつかの糸で綴じた冊子をのりでつけにまとめて
一冊になってるんだってねえ。
見てて、なんだか自分でできそうな気がした」…と言っていたので、
そうか、そんなに簡単なら、私にも糸とじできるかも!
と思ったのがきっかけです。

身近にある本を開いてみてみると、
たしかに、それぞれ、五箇所くらいづつ、糸で綴じられています。
いきなり針で紙を刺すのは大変なので、

「千本通し」  (紙用のきり)

…を用意してみました。

今回は、はじめてと糸とじなので、
ためしに紙を五枚重ねて綴じる、(ページは20ページ)
これを2つ、(つまり40ページ)
ということに決め、それを計算して、面付けして原稿を作ります。

…原稿を面付けする前に、まず、
コピー用紙で面付けの型紙をつくって、
一ページ、見開き、印刷する四ページ分、
それぞれにすべて番号を入れていきます。

型紙ができると、
その番号をみながら原稿を面付けの位置に、
楽に入れていけます^^

そんな感じで、千本通しで穴をあけて、
白い糸と針で、綴じてみたのですが、
やってみると、意外に、製品にちかいクオリティに仕上がりました(…!)

ホッチキス、のりなど、
さまざまな綴じ方をためしたのですが、
いまいち書店で売っている書籍のようなクオリティには程遠くて、
自分には製本は無理なのかも…。とあきらめていたのですが…。

糸綴じは、たいて職人さんが手作業でされていると聞いたのですが、
日常的に糸を使ってない私でも、そこそこ、見た目も綺麗に綴じられました。

今回は白い画用紙で表紙を作って、ノリでとめたのですが、
今日、紙屋さんに行ってみると、
安価でボードに近い厚口の紙を見つけたので、
次回はそれで表紙をつくってみようかと思っています!

…厚い表紙さえできるようになれば、
手製本で、ハードカバーや絵本のような、
立派な本ができるようになるんじゃないかな^^(?)

ところで、
周りの知り合いに、
私が、「イメージどおりの本を作ってくれる印刷所がない」と言うと、
みんな不思議な顔をして、「あるよ!ここ、良いよ!」といって、
決まって「同人誌」の印刷所を教えてくれます。

…そもそも、本って、それなりの厚さがあるのが一般的だと思うのですが、
たった100ページを超えただけで、「多いですね」と言ってきて、
パンプレットのようなペラペラ、テカテカした冊子をつくるための「パック」ばかりを
進めてきます。
私が作りたいのは珍しいモンでもなんでもなく、
一般的に売ってる普通の本なんだと説明しても
イベントがどうの、二次創作がどうのと言ってくる上に、
データ以外の原稿を受け付けない、一冊でも、とても高い値段をとる、
色の具合などをみるためのゲラ刷りを送ってくれず、
いきなり完成を刷って送ってくるので、イメージが違うと
大失敗になる可能性があるうえ、
話し合って、修正しながらつくりあげていくということも
全くできない、対応してくれない、
しかも、きちんとした厚い紙の表紙や、くるみ製本は
そもそも存在しない……などなどなど、
まったく話にならない感じです。

こないだは
絵本の「くまのがっこう」を作っている印刷所さんに
製本していただけるかどうか相談し、
見積もりを出してくれるというので、概要をメールで送ったんですが、
残念ながら、返信がないので、
普通の印刷所さんの方も絶望的かな…と思います。

なかなか難しいものです^^;
海外の方と話すと「日本は簡単に本作れるからいいよね!」って
言われるんだけれど、
実は、お金さえあればISBN(出版コード)を買えるアメリカの方が
まだ良いかもしれないですね…(?)。

ということで、
結局全部、自分の手でやってしまった方がいいのではないか
という結論なので、
一冊ずつ、勉強しながら手作業で作っていくことにしました。


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